たくさん質問を頂いたので、代表的なものに答えていきます。
(黒板アートの詳しい描き方は、別の機会で説明します。)
■ いつから、考えていたのか
■ どれくらいかかったのか
■ もう1つの仕掛け
■ なぜ、魔女の宅急便なのか
いつから、考えていたのか
これは、5年生を担当した時からです。
その時に、
「おそらく持ち上がって6年も持つだろう」
と予想ができたので、黒板に何かを描くことは決めていました。
どれくらいかかったのか
今回は、着色にも挑戦したのでかなりかかりました。
チョークでの着色って難しい…
美大を出たり専門学校を出ているわけでないので
かなり手こずりました。
合計で7時間ほどかかりました。
もう1つの仕掛け
実は2月にうちの学校では、最後の参観があります。
その時に、6年生は
・各クラスでの合奏
・学年での合奏
を披露します。
この時に、うちのクラスが演奏したのが
「やさしさに包まれたなら」
を演奏しました。
昨日だけでもかなり勘違いされましたが
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合奏が
「やさしさに包まれたなら」
だったから魔女の宅急便を書いたんでしょ?」
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と。
全く違います。
逆です。
魔女の宅急便の絵を描くつもりだったから
合奏を「やさしさに包まれたなら」にした
です。
この2月の合奏で演奏することで
子どもたちの中で
魔女の宅急便を身近に感じさせる
という心理的な目的がありました。
これがもう1つの仕掛けです。
なぜ、魔女の宅急便なのか
1989年にこの映画が公開された時の
「魔女の宅急便」のキャッチコピーを
ご存知でしょうか。
それは
おちこんだりもしたけれど、
私はげんきです。
です。
そうです。
このコピーが僕の願いでした。
これから、たくさんのことを経験します。
いいことも、そして悪いことも。
落ち込むこともあるだろうけれど、
いつか再会した時に
笑顔でこの言葉を言って欲しいから。
僕はこの絵を描きました。
このコピーが、全てです。
たくさんのことを経験して
いつか、先生に会ったら言ってね。
「私(俺)、
落ち込んだりもしたけど、
元気やで!」
って。