ヘアドネーションとは
この言葉を初めて聞いたのは、職場でのほんの些細なひと時。支援員として、いつも手伝いに来てくれている女性が、バッサリと髪の毛を切って来たとき。
ロング(肩以上の長さ)だったのが、急にショートになったから、みんな驚いた。
「凄いイメチェンされたなぁ…」
なんて呑気にしか考えてなかったけれど、その時に他の先生と話をしている声が聞こえてきて
「あ!ゆみさん!やっと届いたんや!」
「長くかかったね!」
なんて話し声が聞こえてきた。
…届く?
…(期間が)長くかかる?
ちょっとを気になって輪に入ってみると、すごく興味深い話が聞けた。
【ヘアドネーション】
頭皮・頭髪に関わる何らかの病気が原因で髪の毛を失い、ウィッグを必要としている子ども達に、医療用ウィッグの原料となる毛髪を間接的に提供すること。
寄付された髪の毛は、当団体によって選別・加工の工程を繰り返したのち、ウィッグとして生まれ変わり、レシピエントの元に届けられています。
(参考)https://www.jhdac.org/hairdonation/index.html
ゆみさんは、小児癌などで髪の毛を失った子ども達のウィッグを作るために、自分の髪の毛を寄付したって聞いて、めっちゃカッコいいなって思った!そもそも、そういうことやってるなんて知らなかったし、なんかめっちゃ凄くいいな!って思った。
でも、ただ単に髪の毛を切って寄付すればいいというのではなく、色々と制約があるらしく、それがやっぱり大変みたい。
例えば、寄付する最低の髪の毛の長さは31cmかららしい。
31cmって…なかなか大変よね……
男はまず難しい。。。普通に企業で働いたり公務員してたら、31cmの髪の長さの男って、マジおらんからね。。。
女性でも、30cm以上伸ばすって本当に大変だと思う…
31cm切って、寄付できるってことは、当たり前やけど倍の60cmくらいないと、切った後にめちゃめちゃ短くなってしまう…
でも、ゆみさんはそれでも頑張って伸ばし続けたみたいで、ほんま凄いなって思ったし、めっちゃかっこいいなって思った。夏の暑い日も、邪魔に思ってしまうときも、頑張って伸ばした背景が、本当に素敵。
もし、この記事を見てくれてる女性で、寄付できそうな人がいたら、是非やってみてほしないって思う。きっと、あなた自身にとって寄付した時、心に何かが生まれて残ってくれるはず。
少しずつ増えて来ているヘアドネーション
是非寄付に参加してほしいなって書いたけれど、実は少しずつ増えて来ているみたい。ちょっとずつ…ちょっとずつ…認知されて、少しずつ増えて来てるらしい。
僕自身も調べてみたら、少しずつ認知されて協力者が増えているみたい。芸能人でも結構やってる人いて、知らなかったことがちょっと恥ずかしくなってしまったwww
【熊田曜子さん】
【片瀬那奈さん】
【ダレノガレ明美さん】
ダレノガレ明美さんも、子どもの頃に病気で髪を失って、医療用のウィッグを使っていたみたいやけど
「すごく高く、両親が24回払いで買っていたのを見てました」
ってTwitterでも発信してました。
24回払いって…ほんま大変やと思う。。。。でも、それを少しでも助けられるなら、ほんと素敵だと思う。
どうすれば寄付できるのか
大きく2つのパターンがあるみたい
- 自分で切って送る
- ヘアドネーションの共同サロンに行って切ってもらう
自分で送る場合、プロジェクトを発足しているところが色々とあるみたいなんで、そこに送る必要があります。
僕が見つけたのは大きく2つ
NPO法人HERO
〜ヘアドネーションプロジェクト〜
http://hairdonation.hero.or.jp
特定非営利活動法人
ジャパンヘアドネーション&チャリティー
https://www.jhdac.org/index.html
この2つの団体が、大きいみたいで、色々と実際に活動しているようです。そして、サロンに行って切ってもらう場合には共同サロンを探すところから。
あなたの街の共同サロンを見つけて、そこに行ってヘアドネーションの相談をすると、スタイリストさんがちゃんと切ってくれて送ってくれるみたい。その共同サロンは、上の団体によって違ってるみたいだけど、とりあえず貼っておきます!
【共同サロン一覧のページ】
・ヘアドネーションプロジェクト
http://hairdonation.hero.or.jp/salons/
・ジャパンヘアドネーション&チャリティー
https://www.jhdac.org/search.html
自分の住む街に、共同サロンがあったらいいな。自分ができることで、誰かの役に立てるなんて素敵。是非、探して行って見てください。
子ども達のために、
自分ができることを。
もっともっと、
この活動が広がりますように。