先生の仕事術

【意外と知らない?小学校の先生の1日ってどんな感じ?】

よくある質問「小学校先生って1日何してるの?」

「小学校の先生ってさ…1日何やってんの?」

「そんなに忙しいの?」

という質問は、よく受けます。
特に私はサラリーマンをしていたので、当時の友人からよく聞かれます。やはり知らない世界(見えない世界)なのでとても興味があるようです。

確かにニュースでも

 

教員の多忙化

 

のような話題はよく挙がっていますが、実際の内情を知っている人は、なかなか少ないのではないかなという気がします。
また、学生で「先生になりたい!」と夢見ている人も、

 

実際のところ…何してるんだろう?
(どんな仕事してるんだろう?)

 

となるのは自然なこと。特に、先生のイメージは

・教室で授業している

・職員室にいる

こんなところではないでしょうか。
では、実際はどんな感じなのか…ちょっと紹介したいと思います。

大きく異なる2つの存在

「ちょっと紹介しましょう」
なんて言いましたが、その前に前提として2つの存在を知っておいてほしいです。
細分化すると色々とありますが…ここでお話しするのは、大きく2つ。

担任

担外(専門)

という2つです。
他にも、細分化すれば非常勤や時短の先生、特別支援担当など色々とあります。
ですが、ごく一般的な感じとして、今回はこの2つの担当の1日を紹介できればと思います。

そもそも担任とは??

これは、もう説明不要かと思いますが、学級を持つ先生です。
1クラスをまとめ、経営していきます。
まさに経営という言葉がふさわしく、子ども達をまとめ、率いて行きます。

本当に担任によってクラスの雰囲気はガラッと変わります。
めちゃめちゃ変わります。

 

じゃあ、担外って?

これは、一言で言えば「担任ではない先生」という感じです。
では、何をするのかですが、色々あります。これは学校によって大きく異なります。

例えば、理科専と言って、理科を専門に教える場合や、音専と言って、音楽を専門に教える場合もあります。
5年生の理科専と言えば、5年生の理科を全て受け持つことになり、その理科の時間は、担任の先生は空きの時間となります。

他にも、家庭科の専門や英語の専門などもありますし、本当に学校の特色によって異なります。

 

そして、この担外は、例えば理科専であれば、「○年生の理科」というように、それだけをやるわけではありません。多くは掛け持ちです。

例えば、実際に僕が経験したもので言えば

 

・5年生の理科専 + 5・6年の算数の少人数クラス + 6年の英語の専科
 + ICT(パソコン) + プログラミング

・5年生の家庭科の専科 + 5・6年の算数の少人数クラス + 6年の書写

 

などです。
ここでは、そんな感じで存在してるんだなって思ってください。

小学校の先生の1日 〜担任〜


まず、朝は8時半までに登校(出勤)します。ですが、実際はもっと早くから来ます。
僕の場合はサラリーマン時代の癖もあり、だいぶ早めに学校に来ています。

そして、来たら何をするかですが…これは別に決まっていません。
とりあえず、僕は教室を解錠し窓を開け空気を入れ替えます。
机が整っていなければ整理したり、残務があればする人もいるでしょう。

 

8時半:職朝(職員朝会)


朝の連絡をここでします。
職員全員が1カ所に集まる大切な場面で、基本的に何事もなければ、もうその日全員が意図的に集まることはありません。

 

〜昼まで(午前中の授業)


1時間目〜4時間目の授業を行ないます。
この時、担外の授業がなければ、フルで4時間授業を行なうことになります。

基本的に

 

45分の授業 + 10分休憩

 

の繰り返し。
では、この10分の休憩の時に何をしているかですが…

ゆっくり休憩…なんてできません。

子どもが寄ってきたり、話しかけてきたり…
提出物があればチェックしたり、職員室に戻る必要があれば戻ったり…

 

休憩…ではないです。

 

給食(給食指導)


待ちに待った給食ですが、これも「休憩」ではありません。
給食当番を引き連れて給食を受け取りに行きますが、
さっさと準備して並んでくれる子ども達ばかりではありません。。。
走り回る子がいたり、一筋縄では行きません。

 

そして、給食を受け取ってきたら、次は配膳。
高学年になれば、一通りのことはわかっているので、ある程度任せられますが…
低学年となるとそうは行きません。
1つ1つの量や配り方に気をつけながら…
そして、待っている子どもを静かに待っていられるように注意・工夫して行きます。

配膳が終わったら、やっと食事です。
この食事も

 

休憩ではありません!

 

あくまでも給食指導です。
そのため、食事中のマナーや食べ方など色々なことに気を配ってこの時間を過ごします。
ゆっくり食べてなんていられません。

 

昼休み・そうじ


学校によりますが、順番は「昼休み→掃除」もしくは「掃除→昼休み」かな。
では、やっと一息つけるか…と思っても、そうではありません。

 

休憩ではありません。

 

昼休みは、子ども達と一緒に遊ぶこともありますし、教室内のことをすることもあります。
他にも委員会の仕事、クラスの係の仕事、子どもへの指導…などなど、色々とやることはあります。

放課後に、残って指導することは避けたい(先生も子どもも、お互いに)ので、昼休みを使うことは多くなります。

 

そして、掃除。
もうサボること・やらないことが多いので、一緒に掃除をしたり、見回ったりします。
休憩はありません。。。。。

 

〜放課後まで(午後の授業)


それからは、5時間目・6時間目の授業です。
先述の通り

45分の授業 + 10分休憩

は変わらずです。
ただ…だいたい…だいたいですが…5時間目はこんな感じになります。。。

 

・昼食後で、だいたい眠いZzz

・昼休みに外で思い切り遊びまわったので暑苦しく熱気がすごい…

 

まぁ、こんな感じが5時間目です。
基本的に…熱気で暑いですね。。。

 

6時間目を終えて、帰りの支度をさせて、帰らせる。

だいたいこの時点で、15時45分頃です。
これは、季節によって下校時刻も変わりますし、学年によっても異なります。
低学年は6時間目までないので下校が早く、一概には言えませんが、平均的にこの程度の時間だと考えてください。

 

放課後①(〜16時半頃)


最終下校の時間が学校によりますが、仮に16時半が最終下校の場合、「さよなら」をした後、放課後の時間となります。
そして、その時間は

・委員会の仕事

・係の仕事

・宿題等の居残り

・トラブル対応・指導(いわゆる残して注意するということです)

などなど、様々な対応をします。必要に応じて委員会・係の仕事にも関わります。
そして、最終下校の16時半に全員を帰します。

 

放課後②(〜17時)


子どもを帰したら、やっと自分の時間です。今まで出来なかった仕事をします。

気づかれた方もいるかもしれませんが、ここまでで休憩はありません。

定時は17時までです(もちろん、自治体によって異なります)
残業をしない前提で話をすれば、この残った時間で残務を処理することになります。

 

 

ここに書いていない、気づかれにくい隠れた仕事


さて、ここまでが一通りの小学校の先生の1日のスケジュールです。
では、ここに書いていない仕事とはどんなものがあるのでしょうか。

ざっと書くとこんな感じです。

 

・宿題のチェック
※提出の有無・内容の確認など

・テストの採点
※丸つけ・成績入力

・提出物の確認
※例えば懇談の日程確認など、保護者から学校に提出すべき書類の確認

・連絡帳の記入
※翌日の予定の連絡

・保護者からの連絡の返信
※連絡帳に連絡が書かれていれば返信を書きます。

・欠席児童への配布資料などの整理

 

・教材研究(授業の準備)

 

などが思いつくもので、他にもあります。
(校務分掌(学校全体に関わる仕事)も重要な仕事ですが、ここではいったん考えないものとします)
こういった仕事をやっていきます。
お気づきになられたかもしれませんが、放課後に回せるものは回してもいいのですが、子ども達がいる間にしなければならないものも多いです。

 

・宿題のチェック

・提出物の確認(未提出であれば伝える必要があるため)

・保護者からの連絡の返信

・連絡帳の記入

・欠席児童への配布資料などの整理

これらは、子ども達がいる間にしなければならないものです。
空いた時間をいかに有効に活用するかが、ポイントになって来ます。

 

また、普通に学校生活を送れればいいですが、想定外のトラブルはつきものです。

 

・体調不良による嘔吐

・何の前触れもない突然の鼻血

・友達同士での喧嘩

・器物破損

こういった事件は、当たり前ですが予定されておらず、突然来ます。
そして、後回しに出来ないものばかり…

ですので、さっき言った一通りの1日の中のどこかを使って対応することになります。
内容によっては、授業が潰れてしまうこともあります。

これらをうまく対処しながら、授業を進め、学級を経営していきます。
そして、残った仕事は定時後に残ってやっていきます。いわゆる残業ですね。
もちろん

残業代は出ません。

アクシデントに見舞われながら、やるべきことが一切できずに定時になることなんて日常です。
テストや家庭訪問・個人懇談の日程調整など、納期が短い割に重要な仕事は残業時間に処理しているのがだいたいではないでしょうか。

 

ざっと、こんな感じが担任の1日です。
まだ書ききれない仕事は色々とあります。
校務分掌(学校全体に関わる大切な仕事)もあります。

 

そして、子どもと向き合うからこそ、時間がかかるものもあります。
たかが丸つけも、コメントを書いてあげたり、間違いを訂正してあげたり…

1つ1つの仕事に子どもの顔が浮かぶからこそ、気づけば遅い時間になったります。

小学校の先生の1日 〜担外〜

それでは、担外の1日はどんな感じでしょうか。
基本的には担任と似ていますが、異なるのは

日によって、時間によって、担当する子どもが異なる

という点です。

例えば
〜月曜の時間割〜

1時間目:5−1理科

2時間目:6年生算数

3時間目:空き

4時間目:5年生算数

5時間目:5−2理科

6時間目:空き

 

という感じになったりします。
ずっと同じ教室にいるわけではなく、コロコロと変わっていく。
これが担外の特徴です。

そして、担任と違いクラスを持たないので
比較的時間に余裕があります。

例えば、家庭訪問や個人懇談などの期間は、空きの時間が増えます。
だからこそ、授業の準備や一緒に組んでいる学年の手伝いや準備をしたりします。
(例えば、5年生の理科なら5年生の先生方)

 

比較的時間に余裕がある

というのは事実だと思います。
しかし、だからこそ色々と頼まれます。

「暇でしょ?」

的な感じでモノを言う人もいます。(失礼な人です)

あれこれ頼まれますし、担当も色々と任されます。
結果的に飽和していく感じです。

 

掃除も特に見回ったりする必要もないですし
放課後も比較的自由です。

もちろん、担当している教科で残す必要がある児童は残したり
担任に依頼されて、放課後対応することはあります。

ですが、基本的には比較的時間は自由がききます。

小学校の先生の1日って? 〜まとめ〜

結局のところ
慌ただしく1日が終わる…
という表現が適しているのかな?とも思います。

担任はもちろん、担外も朝(職朝)から子ども達を下校させるまで、
休憩なく多くの子ども達と向き合って過ごします。

 

紹介しきれていない仕事の方が多いですが、

 

行事ごとの準備や確認に追われ…

国や自治体からの調査に協力し…

大量の配布物を作成・配布し…

 

そんな、毎日です。

だからどうだというわけではないですが、小学校の先生の1日とはこんな感じで日々が過ぎていくんだな…
と、そう思っていただければと思います。

 

今回も、最後まで閲覧いただきありがとうございました。

 

 

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