今日は本のレビューを。
今回はD・カーネギー(デール・カーネギー)著の
『人を動かす』
世界的に有名な本で、人とのコミュニケーションにおいての、基礎基本の全てが書かれていると言っても過言ではない、名著の1冊。
サラリーマンや主婦、社長、投資家など様々な層から支持を受けている1冊ですが、
個人的な意見としては
教師こそ読むべき1冊
と言い切れます。
「『人を動かす』を知っているけれど、買うか迷っている」
「どんな本なのか、簡単な概要や感想を知りたい」
そんな人は、是非記事を読んでみてください。
『人を動かす』の概要をつかむことでき、簡単な内容やリアルな感想を書いてみました。
Contents
『人を動かす』 概要
まずは『人を動かす』の概要として、
- 簡単な内容
- ページ数
などをお伝えします。
『人を動かす』は紙の本の場合320ページ
現在売られている
ほぼ全ての自己啓発本の原点
となったデール・カーネギー不朽の名著です。
「人が生きていくうえで
身に付けなければならない人間関係の原則」
を、長年の経験がもとになっている実話と実践で磨き上げられた事例を交えて、説得力のある文章で書かれています。
かなり有名な本なので、すでに読んだことが多いかもしれませんが、読んだことがないという方がおられたら、必ず読んだほうがいいです。
企業での仕事されている方
部下を動かす上司・先輩の立場
経営者
などは、もちろんのこと
子どもたちと関わり、日々子どもたちと接する教師こそ
「人を動かす」力は持っておいて損はありません。
『人を動かす』 簡単な内容
簡単に内容をご紹介します。
とは言っても、内容には触れることなく
全体的な構成と見出しのみの紹介に留めておきます
『人を動かす』は
- 人を動かす3原則
- 人に好かれる6原則
- 人を説得する12原則
- 人を変える9原則
- 幸福な家庭を作る7原則(付録)
の5つの構成からなっています。
それぞれの原則の見出しだけまとめてお伝えします!
人を動かす3原則
①盗人にも五分の理を認める
②重要感を持たせる
③人の立場に身を置く
人に好かれる6原則
①誠実な関心を寄せる
②笑顔を忘れない③名前を覚える
④聞き手にまわる
⑤関心のありかを見抜く
⑥心からほめる
人を説得する12原則
①議論を避ける
②誤りを指摘しない
③誤りを認める
④穏やかに話す
⑤〝イエス〟と答えられる問題を選ぶ
⑥しゃべらせる
⑦思いつかせる
⑧人の身になる
⑨同情を寄せる
⑩美しい心情に呼びかける
⑪演出を考える
⑫対抗意識を刺激する
人を変える9原則
①まずほめる
②遠まわしに注意を与える
③自分の過ちを話す
④命令をしない
⑤顔をつぶさない
⑥わずかなことでもほめる
⑦期待をかける
⑧激励する
⑨喜んで協力させる
ざっくりとした内容はこんな感じです。
「人を動かす・変える」ために必要なマインドや考え方が沢山盛り込まれているのが分かると思います。
この中で、1つでも気になる箇所がある方は、ぜひ買って読むことをオススメします。
必ず、あなたの資産として人生を豊かにしてくれます。
『人を動かす』 感想
この本を読んだ感想ですが、「人を動かす」ことはビジネスにおいて非常に重要です。ですが、やはりそれだけ「人を動かす」ことは難しいことなのだなと感じました。
「人を動かす」ことができれば人生を有利に進めることができると思います。
例えば、人の間違いを指摘したときや正しいことを言っている際に、相手が聞く耳を持たなかったら悲しい気持ちになりますし、仕事もうまくいきません。
カウンセラーとしての館からいえば、そういったストレスを抱えている人は、本当にたくさんいらっしゃいますし、数多くの悩みを聞いてきました。そう言った面で、とても勉強になりました。
またこれは僕も感じたことで、おそらく多くの方が感じることだと思うのですが、この『人を動かす』には
ある意味当たり前のことしか書かれていません。
先ほどご紹介した内容を見ても一目瞭然だと思います。
ですが本書に掲載されている具体的な実話や磨き上げられた事例を読み、改めてきちんと
「自分は本当に分かっているのか?」
「ちゃんと実践できているのか?」
と問いかけることで、自分がいかに当たり前のことを理解できていないかが分かります。
ただ書かれている内容はほとんど「こうするべきだ」と書かれているだけですので、読んだだけでなんの価値も生み出しません。
何事もそうですがやはり実践(経験)が全てです。
知っていることと、できるということは違います。
この本を読み、実際に行動することで得られるものは計り知れないもので、教師として何倍も成長させてくれることは間違いありません。
まとめ
この記事では
- 『人を動かす』の概要
- 『人を動かす』の内容
- 読んでみた感想
について紹介してきました。
感想はあくまで一個人としての意見です。
ただ1つ言えることは、
本当におすすめできる書籍である
ということです。
感想でもお伝えしましたが、この本には「こうするべきだ」と書かれているだけです。自分で実践できない方はこの本の真の価値を享受することができないと思います。
日々、子どもたちと接する中で悩ましいことは多いはず。
いい意味でコントロールすることは必要ですし、
いかにして変えていくか育んでいくか、教師にとっては永遠の課題になります。
僕は実践して、今までとは変わった自分になっています。
もし人生を豊かにしたいのなら、ぜひ手に取ってみてください。
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