あ。そうだ。
やっぱり旅に出よう!
と言うことで、気の合う仲間5人と旅に。
※今回は旅というよりは旅行。(目的も旅程も決まってる)
今回の目的は
宿
四国にある、小さな村の廃校
廃校をリノベーションして
ゲストハウスとして新たな息吹を吹き込まれた学校
が今回の目的地。
どんな旅だったのか…ご紹介。
Contents
「学校に泊まる!」を実現する廃校リノベーション 活用した UB1ウマバー
「学校に泊まる」
なんて、こんなにワクワクすることは無い。
今回宿泊したのは四国の徳島県三好市にある
UB1(ゆーびーわん)ウマバー
実は、ナビに住所を入れてもなかなか行けないような山の中にある秘境のような場所で、まさに知る人ぞ知る隠れ家的な宿。
- 併設されたカフェバー
- 壮大な景色を見ながら入れる露天風呂
- 夕食は◯◯室で、一緒に作ってシェア
- 保健室のベットで就寝…
本当にいるだけでワクワクした、そんな1分1秒を過ごしました。
廃校 リノベーション UB1(ゆーびーわん)ウマバー 基本情報
四国のへそ、池田町(徳島県三好市)の山の中腹400メートルほどのところに、まるでラピュタのような小さな可愛い集落「ウマバ」があります。
ここに 2000年に閉校(休校)となった旧馬場小学校をクリエイターや地元の人達の手を借りてリノベーションし、2015年に新たに命を吹き込まれてオープンしたUB1(ゆーびーわん)があります。
遠くに四国山脈、眼下に吉野川を見下ろす絶好のロケーションに
展望風呂
ベッドルームとなる教室
カフェ
ギャラリー
ツリー茶室
ウッドテラス
などなど、クリエイターが工夫を凝らした施設にリノベーション!
他にも小学校の使われなくなった道具や廃材を利用したバーやカフェなど面白い仕掛けがいろいろ!
「消費するだけ」のライフスタイルからの脱却
を目指し、古い日本のシェアリングエコノミーであるお裾分け、講を温め、日本の都市や世界に生活する人々と共創するエコシステムを創る、消費から創造を使命として、多様なクリエイターや市民が参加して、未活用資源を利用した、新しいもの・ことづくりに挑戦しています。
廃校 リノベーション UB1(ゆーびーわん)ウマバー 特徴
諸々の詳しい紹介は別で話しますが、ざっとこんな感じです
- 教室が寝室でエアコンなしでちょっとコワイ
- お風呂は外から丸見えだけど超絶絶景
- ○○室がキッチンでゲストもホストも地元民も皆が料理を作ってシェアする
- 校庭の桜の木の上にツリーハウス
- 公共の交通機関がないので、タクシーか山登り(運が良ければ拾ってくれるらしい)
- 雲海が運が良ければ普通に見れる
- 珈琲豆は自家焙煎・味噌や石鹸は自家製
- 犬が走り回っっている
廃校 リノベーション UB1(ゆーびーわん)ウマバー アクセス
四国、徳島県三好市にUB1はありますが、アクセスは簡単ではありませんでした。
山の中腹400メートルほどのところにある小さな集落を目指すのですが、カーナビで説明されてもわからない…なかなかの難しい道のりでした。
僕らは、車で行きましたが、途中瀬戸大橋を渡り、吉野川を超えて気持ちのいいドライブを楽しみながら、目的地であるリノベーションされた廃校のUB1へと向かいました。
岡山で集合して、そこから車移動だったのですが、
岡山から車で2〜3時間程度の距離でした。
仮に、電車で行くのであれば
【阿波池田駅】から
タクシーでおよそ30分(タクシーがつかまればね笑)
歩くなら…約2時間のようです。
周囲は本当に静かな自然に囲まれた場所なので、ウォーキングが好きな方、自然に囲まれて歩きたい方にはオススメです。ただ…荷物が大変でしょうが…
車で行くにしろ徒歩で行くにしろ、近づくにつれて まるでラピュタのようにUB1が少しずつ見えてきます。
それはそれは、とても興奮ものでワクワクもどんどん上がっていきます!
▼上から眺めたUB1▼
アクセスの方法は、人それぞれの好みかなと思います。
車でも徒歩でも…旅好きの私はどちらでも楽しめそうです^^
廃校 リノベーション UB1(ゆーびーわん)ウマバー 雰囲気
今回お邪魔したUB1(ゆーびーわん)は、もともと小学校だったこともあり、
内装の基本は小学校のまま!
そして、その基本を大切にして、壊さないように新たな価値を付け加えるように息吹を宿すようにリノベーションした1つ1つが本当に素敵で、ワクワクが爆発!最高潮でした!
廃校でも、エントランスはやっぱり正門
到着して早速チェックインするために向かった場所は、もちろん学校の正門があった入り口へ。
なんか、いつも通勤してる学校とは違って、やっぱりワクワクしました。
そして、中に入ると一気に雰囲気は変わります。
エントランスは絵画が飾られていて、さながら美術館。
入り口に足を踏み入れてから3歩でまさかの別世界!
運動場にあるテラスから眺める絶景
運動場には自然の木を生かした、テラスが作られています。ここでコーヒーを飲むもよし、食事をとるもよし。
この後、紹介しますが夕食はこのテラスにテーブルを設置して、オーナーと、私たちと同じタイミングで泊まっていたオランダ人カップルと食事をしました!
そして、このテラスから…運動場のすぐ目の前に広がる絶景▼
自然に囲まれた中で過ごす時間は格別です。
覗き見し放題? 外から丸見え 超絶絶景 露天風呂
覗き見できんじゃね?
ってくらいに開放的だけど、最高級の絶景を見ながらの露天風呂がやばい!
テラスからの絶景を独り占めしながら、気持ちいいお風呂に浸かる…
これ、最高!
できる限り自然との共生を目指しているので、設置されているのは石鹸と重曹を溶かした水だけでした。
※シャンプーやタオルなどは持参が必要です。
トイレの花子さん 学校のトイレは不気味か?それとも…
気になるのは、やはりトイレかと思います。
学校のトイレ = トイレの花子さん
的な発想があったり
学校のトイレ = 和式
というようなイメージだったり…ですが、実際はとてもオシャレできれいに整備された洋式でした。
女性でも安心してきれいに利用できる仕様です。
教室で寝ます 寝室には保健室のベットを。
食事をするところ
トイレ
お風呂
次に紹介するのは、ベッドルームです。
このベッドルームは、とてもユニーク…といっても、今まで散々ユニークづくしでしたが。。。
ベッドルームは、空き教室に保健室のベッドを置いて作られています。
もちろん、この部屋はリノベーションした時に区切ったので、教室としては狭いですがちょっと前まで、実際にここで子どもたちが学び、遊び、たくさんの笑顔と笑い声が生まれていたのかと思うと、なんとも言えない気持ちになります。
教室で寝る
なんて、なかなかできない体験で、想像しにくいですが、こうやって実際に目の前にしてみると本当にワクワクした時間でした。
廃校 リノベーション UB1(ゆーびーわん)ウマバー 周辺情報
山の上にある集落ですが、近くには「小歩危峡」「大歩危峡」があります。
※車で40分程度で小歩危峡に着きます
僕たちは、一旦買い出しも兼ねて小歩危峡に行ってきました。
車があれば色々と回れて便利ですが、車がなくてもこのリノベーション UB1(ゆーびーわん)は楽しめます。
実は、近隣施設にて地域での文化活動やアウトドア活動に参加出来るようです。
事前に予約が必要ですが、宿の予約の際に色々と確認して興味があれば、参加してみるのもいいと思います。
ほんの一例ですが、こんな感じのがあるようです▼
・ラフティング ¥8,000〜
・キャニオニング ¥10,000〜
・お茶会 ¥ 5,000〜
・地酒酒蔵訪問(試飲付き) ¥1,000〜
・アロマ教室 ¥2,000〜
・ヨガ教室 ¥3,000〜
・縁卓(地元のお家に夕飯訪問) ¥3,000〜
※季節や都合により実施できない場合もあります。
小歩危峡を楽しみ、癒された後は近くのスーパーで買い出しをして リノベーションされた廃校 UB1に戻りました。
学校(廃校)に着く頃には、すっかり日も落ちていました。
廃校 リノベーション UB1(ゆーびーわん)ウマバー 過ごし方
どんな感じで、この廃校で過ごすかは、悩む必要はありません。
全てが興味そそられる創りで、僕らは終始ワクワクして、さながら探検していました。
(▲上)こんな感じで、「保健室」があったりします。
ね?面白いでしょ?
音楽室には、ピアノ♪だってあります。
学校だもん。
もちろん、弾きます♪
ね。面白いでしょ?
夕食を作ろう キッチンは○○室!?
買い出しを終え、宿(学校)探検も終え、僕たちは買ってきた食材で夕食を作ることに。
夕食を作るキッチンは、
理科室
設備は整っており、さらに畑で獲れたものや地元の方から頂いた野菜が並べられており、なんともオシャレなキッチンです。
ここで、僕らは調理組と入浴組を前後で別れ、入れ替わりで調理と入浴を済ませました。
あの「覗き放題じゃね?」っていう露天風呂でゆっくりと温まり、オシャレなキッチン……いや、理科室で夕食を交代で作る…ワイワイと楽しい時間が流れました。
夜のテラスでみんなで囲んで一緒に食べる夕食のひと時
夕食が出来上がったら、テラスで食べることになりました。
オーナーも腕を振るい、その場にある材料だけで即席で作ってくれます。そして、一緒にテラスにテーブルや椅子やライト、虫除けなどを用意して着々と準備を進めます。
このテラスがみんなで協力して、こんな感じにセッティングされいきます▼
出来上がった、それぞれの手作りの料理と買ってきたお酒を並べ、そして、この日 同じタイミングで宿泊していたオランダ人のカップルも交えて、出会ったばかりのメンバーで一期一会の尊い時間を共有して、笑顔で過ごします。
お酒も入っているので、仲良くなるまでの滑走路は短いです(笑)
※右端の青い服がオーナーさん
食後はカフェバーでまったりと語らう
このUB1(ゆーびーわん)は、廃校をリノベーションした際にカフェバーも創りました。
学校の中にあるカフェバーですが、とてもうまく調和しオシャレに仕上がっています。
食後は、片付けをしてから、二次会という感じでそのバーで残っていたお酒とつまみで一緒の時間を過ごしました。
夜中までいろいろな話をして、過ごしました。
「夜の学校」っていうと不気味な印象が多い人もいるかもしれませんが、全くそんなことはなく本当に楽しくオシャレな空間を楽しむことができました。
翌朝も、このリノベーションして創られたカフェバーでコーヒーをいただきました。この時のコーヒーは自家焙煎のもので、何から何まで「消費するだけのライフスタイルからの脱却」というテーマを体現している印象を受けました。
▼朝の景色。とても気持ちいい▼
廃校 リノベーション UB1(ゆーびーわん)ウマバー まとめ
2000年まで小学校(旧馬場小学校)として活躍し、たくさんの子どもとの時間を過ごしてきた、このUB1(ゆーびーわん)。
山の中腹400メートルほどに位置した、ラピュタのような廃校をリノベーションして創られ、2015年にオープンしました。
アクセスは思った以上に簡単で、道中も自然に囲まれた道で癒されます。ぜひ、機会があれば訪れてみてほしい場所です。
廃校をリノベーションして創られた
UB1(ゆーびーわん)ウマバー
【詳細情報】
【施設名】
UB1ウマバー
【所在地】
〒778-5251 徳島県三好市池田町白地ウマバ464
【電話】
050-3396-7030
【メール】
ub1@clip.jp
【駐車場】
施設内無料駐車場
【Wi-Fi】
常時接続
※アメニティ類は、基本的に全て持参
今回も、最後まで閲覧いただきありがとうございました。