日本百名山にも名を連ねている、徳島の剣山。
徳島の最高峰で四国では2番目に高いとされる山で、
恋愛のパワースポットでも有名です。
登山リフトもあり、比較的登りやすい山で初心者にオススメの山です!
登山は日頃しないのですが、今回縁あって旅費0円で行くことができたので、紹介します。
Contents
【百名山】徳島の剣山の詳細 場所 アクセス
徳島の剣山とは
四国の屋根といわれていて、標高1,955メートルの高峰です。
日本百名山の一つで、山頂は丸みを帯び、草原になっています。
※展望は360度広がり、室戸岬や中国山地まで見渡せる。
剣山の 場所とアクセス
場所は、徳島県三好市になります。
関西からのアクセスになりますが、
(車利用)
片道:およそ4時間
高速のインターは「美馬インター」で降り、そこからは下道で1時間程度です。
途中、道の駅「貞光ゆうゆう館」で、名物の“半田そうめん”を頂きましたが、
これがまた絶品の激ウマ。
そして、このボリュームと味で400円で、コスパも最高!
この道の駅から、剣山のロープウェイ乗り場までは、山道になります。
道の駅を出て、コンビニがいくつかありましたが必要な物の買い足しやトイレは済ませておきましょう。
初心者おすすめ!簡単らくらくコース
四国山地の奥にそびえ立つので、かなり細い道を延々と車で登っていきます。
※ここでの車酔いには注意です
小一時間走るといよいよ剣山の登山口となる、駐車場に到着です。
ここから、上級者はしっかりと登山を楽しみますが、初心者の方はリフトを利用して山頂近くまで行くのがオススメ!
このリフト乗り場にも、トイレはあります。念のため済ませておきましょう。
リフトは
料金:片道大人1,030円/片道子供510円
(往復大人1,860円/往復子供870円)
営業期間:毎年4月中旬~11月末頃
営業時間:9:00~16:45(通常)
所要時間:片道約15分
でした。
リフトに乗っている間は、とても穏やかな時間が流れ、気持ちのいい風と虫や鳥の鳴き声が心を癒してくれました。
リフト到着から大剣神社まで
リフトの到着は、西島駅。ここから、山頂目指して登ることになります。
ちなみに、リフトが到着する、西島駅からの景色はこんな感じでした。
リフトの西島駅から山頂へは
剣道コース(約60分)
尾根道コース(約40分)
の2通りの登り方ががありますが、今回は剣道コースを選んで、途中にあるパワースポットの1つ
『大剣神社』
にお参りして山頂に登りました。
大剣神社は
『天地一切の悪縁を絶ち、現生最高の良縁を結ぶ』
といわれていて、縁結びにご利益があるとして近年人気の恋愛パワースポットとなっています。
大剣神社のご神体は神社の後ろにそびえたつ約50mの大岩でかなりの迫力がありました。また、少し降りたところには環境省名水百選にも選ばれた
「剣山御神水」
がご神体の大岩の足元から湧き出しています。
実際に飲んでみることもできる湧水で、「病気が治る若返りの水」ともいわれる名水です。
見上げる大岩の迫力と相まって、力をもらえる湧水です。
山頂 剣山の名前の由来 宝蔵石神社
リフトから約1時間ほど、大剣神社からは2〜30分程度で山頂まで行くことができます。360度の大パノラマでとても気持ちのいい景色でした。
ですが、その山頂の前に寄っておきたいのが、山頂に最も近い宝蔵石神社への参拝。
剣山は登ってみてわかりましたが、険しいところが少ない、登りやすい山です。
それなのに、なぜ「剣山」という剣という鋭いイメージの名前がついたのか。。。
調べてみると、色々と説あるようですが、その一つに深くかかわりのある神社が
宝蔵石神社
その昔・・・
源平の争いが激しかった頃に、平家側の安徳天皇が、宝剣を神社裏の3mほどある磐座に納めた
という伝説が剣山の名前の由来となったといわれています。
そのため、 神が降臨する依代(よりしろ)といわれる巨大な磐座はとても神々しく、まさに自然の神を体感することができます。
剣山本宮宝蔵石神社。背後の石がご神体です。
剣山とは別に、もう1つ行きたい次郎笈
剣山は別名太郎笈(たろうぎゅう)と呼ばれ、
それに対峙するようにそびえるのが次郎笈(じろうぎゅう)と呼ばれる山。
今回は行きませんでしたが、この次郎笈への登山道がとても綺麗で美しく
是非次回行こうと思いました。
山頂のトイレ事情
山頂にもトイレがありましたが、これまた整備されておりとても綺麗で驚きました。
剣山に登るのに最適な時期は?
剣山の登山しやすい時期は5月~11月と言われています。
11月中旬〜4月頃までは雪がまだ残っていることがあるようです。
12月から3月までは積雪もあり、もし登るなら雪山の装備が必要です。
剣山は自然豊かな山で季節それぞれで違った姿や感動を与えてくれます。
春には運が良ければ雲海に出会えるスポットでもあるようですし、
夏には高山植物のキレンゲショウマというが咲く山としても知られているようです。
秋には紅葉で秋色に染まった山並み、冬には樹氷が見ることもできます。
※写真は「徳島県観光情報サイト」より
無料で行けた理由
今回、なぜ無料でいけたのかですが、一緒に行った友人のお母さんとお友達が是非行きたいということでドライバーを頼まれました。
旅費の一切はすべて出すので、連れて行って欲しいと。交通費、食費、登山に関わるリフト代などはすべて持ってくれました。
※一応言っておきますが、気心知れた仲なので、それは出すよと言いましたが、
今回の一件で、とても大切なことを改めて感じました。
それが、
できないことを
提供してあげることに価値がある
ということです。
今回は、免許を持っていない友人のお母さんとお友達がいて、僕(友人も)が車を運転するという形でした。
できないことを、代わりに提供してあげる・教えてあげる
ここに価値が生まれると改めて感じました。
まとめ
剣山をまだまだ楽しむ!
実はミイラ100体も出ている謎多き山?
四国で2番目に高い剣山ですが、非常に登りやすい山でした。
山頂から見渡す景観も最高で気持ちいいリフレッシュができました。
リフトなどを活用すれば登山初心者にもオススメです。
また、剣山には他にも
- 剣神社
- 刀掛けの松
- 鶴岩
- 亀岩
- 二度見展望台
といった見どころや、行者コースや一ノ森コースといった登山道もあるようです。
また、周辺にも奥祖谷二重かずら橋といった観光スポットもあり、
まだまだ楽しめるスポットがあるようです。
そして、謎多き山としても知られている剣山。。。
実は、イスラエルのユダヤ教とも関わりがあるようで、この剣山から100体のミイラが発見されているようです。
(ミイラは回収されており、現在はどうなってしまったかは不明)
また、剣山からは古代の遺物なども出てきており、イスラエル大使が調査に入ったこともあるようで、秘密めいた山でもあります。
こんな感じで、いろいろな面白みたっぷりの剣山、是非登山してみてください(笑)
最後に、自然の中での登山なので、自然を大切にする気持ちを大切にして、
マナーを守って怪我の無いように山登りを楽しんでください。
今回も、最後まで閲覧いただきありがとうございました。