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小学校の英語・外国語活動の最初の一歩を最高の笑顔で楽しく迎えるために!
先生の工夫が大切。
外国語活動が始まって、しばらく経ちますが
何をすればいいのかわからない・・・
という声を多く聞きます。
そこで、10分程度で簡単にできて、子どもたちに好評だった教材(自作)をご紹介。
ものすごく単純なアイテムですが、実際に使ってみると想像以上に盛り上がって「先生!もう1回!」という声が聞かれました。
★ブログの最後(最下部)に、ダウンロードリンクを書いておきますので、そちらからダウンロードして利用してみてください★
単純だけど活用の幅は無限大!先生手作りのアルファベットカード!
僕が実際に作ってみたのは、このアルファベットカード(大文字・小文字)
この画像(一覧のもの)を作って、印刷→裁断して、カードを作りました。
用意したのは6班分で、正直…ちょっと大変でしたが、実際に作って利用してみると最高に盛り上がりました。
※アルファベットの色分けについて※
アルファベットの色分けについてですが、これは市教委から各クラスに配布されたアルファベット一覧表(ポスター)に記載されたアルファベットの色と合わせています。
色を合わせることで、アルファベットがわからない児童も、ポスターを見て「形」と「色」を手がかりにゲームに参加することができます。
利用方法1 〜アルファベット並べ〜(全学年対応)
利用方法はとても簡単で、班にして1班に1セットのカードを配ります。
そして、バラバラにシャッフルさせて、「よーいスタート!」の合図で、ただただアルファベットを順番に並べるというもの。
最初のうちは、Aから順番でやらせます。
慣れてきたら、Zから逆の順番でやらせたりします。
これだけですが、ポスターを見ながら一生懸命並べて、とても楽しそうに活動します。
【苦手な児童への配慮】
最初は班対抗でやらせていましたが、徐々に慣れてくると明らかに苦手(遅い)班が出てきます。こうなってくると、“楽しめない児童”が出てきてしまいます。
色々と手立てはあるかと思いますが、僕が実践してみたのは
クラス全体での時間を競う
というもの。
つまり、クラス全体(全員)が並べ終わるまでの時間をメモして、前回よりも早いタイムでみんなで協力して終わらせるようにするというもの。
そのために、早めに並べ終わった班は、別の班のヘルプをOKにしました。
クラスが1つとなり、なんとかタイムを縮めようと奮闘し、縮まればクラス全体が大いに喜び、うまくいかなければ「どうすれば短くなるか」を考えるようになりました。
また、席替えをした時に新しい班で実施することで、タイムが大きく変わってくるのも面白みの1つでした。
【この実践で得られるもの】
この実践で、子どもたちは自然とアルファベットの順番を覚えるようになりました。
A・B・C・D・E(エー・ビー・シー・ディー・イー…)というように、「音」では、A〜Zまで言える児童は多いのですが、実際にアルファベットを「見て」順番にすることができる児童は多くありません。
そのため、この取り組みはとても効果的でした。実際に他学年の先生にも紹介してカードを作成して渡しましたが、評判はとてもよく学年問わずに楽しめるものとなりました。
利用方法2 〜リスニングゲーム〜(高学年向け)
高学年向けのゲームですが、教員がアルファベットを発音して(言って)、班で話し合ってどのアルファベットを言ったのかを当てるゲームです。
話し合ったら「せーの」で、アルファベットのカードを上げてもらいます。
高学年ともなれば、最近では英語を習っている児童も多く、結構当ててきますが、それでもちょっとしたところで間違えたりもして、盛り上がります。
利用方法3 〜単語並べ〜(中〜高学年向け)
黒板に単語を掲示して、その順番に並べるというものです。
例えば
DOG
CAT
SONG
HEART
MILK
DESK
STAR
など、身近にあるものを作らせます。その時に黒板に掲示する単語には、絵を描いてあげて、単語が何を意味するのか「見てわかる」という工夫をしてあげると、より一層楽しめます。
利用方法4 〜アルファベット並べ 2〜(全学年)
26人以下のクラスであれば、全員参加。
それ以上のクラスであれば、2グループに分けての実践になります。
まず、児童一人ずつに1枚ずつ裏向けにカードを配ります。
そして、スタートの合図で自分のカードを確認して、指定した場所を先頭に、順番に(Aから、もしくはZから逆に)並ぶというもの。
体を動かすアクティビティになるので、これまた盛り上がります。
26人以下であれば、全員に1枚ずつ配って、全員一緒にできます。27人以上であれば、適当に2グループに分けて、例えばA〜Kまでを配って並ばせるなど、工夫次第で人数関係なく実践できます。
先生の一工夫!カードを彩り、カッコよく見せる100均アイテム!
ただただカードを画用紙に印刷して、切って配るだけでは面白みが足りません。
そこで、こんな工夫で子どもたちの気持ちを盛り上げてみました。
■カード自体をカッコよく見せる■
カードがカッコいいと、なぜかやる気が出てくる…
そんなもんだと思っているので、できるだけカッコよく見せる工夫をしました。
2種類のカードを作ってみたのですが、
まず、カードをクリアポケット(ビニールケース)に入れて、それっぽくしてみたバージョン。
なんか…高級感が出て…対戦カードゲームっぽくなって、子どもたちも結構喜んでました(笑)
ちなみに利用したのは100均で売られているこれ。(ポイントは「厚手タイプ」)
そしてもう1種類は、カードを印刷した後にラミネート加工してみたバージョン。
※角は危ないのでカットしています。
こちらは艶が出て、さらに強度も増していて使いやすい!
どちら(ビニールに入れる・ラミネートする)にしても、子どもたちは、とても喜びました。
そして、これらのカードをケースに入れることで、なんとなくそれっぽくなりました。
ケースはこれ。もちろん100均
ビニール版を入れるとこんな感じ。ますます対戦カードゲームっぽくなって、面白い(笑)
ラミネート版を入れるとこんな感じ。
見せ方1つですが、ちょっとした工夫で子どもたちは、やる気になって楽しんでくれます。
小学校の英語・外国語活動を楽しむ、先生の工夫!まとめ と プレゼント
外国語の活動はなかなか、どういうことをすればいいか わからないのが現状です。
英語は話せるが、教えるとなると…
そもそも英語は…
なんて人が多いですが、アルファベットという基本的な内容を、ゲームで楽しく覚えるという活動はいかがでしょうか。実際に、悩みながら…資格を活かして、学んだことを盛り込み…そんな中で作って実践したカードです。
もし、他にも「こんなことをしたら盛り上がったよ」なんて実践があれば、是非教えてください。
最後に、作ったカードのリンクを貼っておきます。
▼▼ここからダウンロードしてください▼▼
<<アルファベットカード>>
最後まで、閲覧頂きありがとうございました。